G20諸宗教フォーラム2019京都 - 概要
これまでの経緯
2005年以来、G8サミット(首脳会議)に合わせて宗教界の声を届けるG8宗教指導者サミットが1巡したのと2015年に終了するMDGsへの宗教界からの要望提出に伴い、世界経済の中心がBRICsなどの新興国を加えたG20体制へと移行しつつあることを踏まえて、2014年以来、G20サミットに合わせてG20諸宗教フォーラムがオーストラリア・トルコ・中国・ドイツ・アルゼンチンで年々開催されてきた。
今回の概要
本年6月28日~29日に大阪で開催されるG20首脳会議に先立ち、6月7日~9日には東京で、日本政府(官僚)や在京各国大使や国際機関の代表らと海外から来日した研究者や宗教指導者がG20諸宗教フォーラムの名の下に政策提言の会合を行い、続いて、6月11日~12日に京都で開催されるG20諸宗教フォーラムでは、内外の宗教指導者に政治家や専門家が加わって、宗教者の視点からの政策提言を行い、日本政府を通じてその声を大阪でのG20サミットへ届ける。
京都で開催されるG20諸宗教フォーラムは、京都駅前の京都センチュリーホテルに宿泊し、京都府議会旧議事堂やキャンパスプラザ京都やメルパルク京都で開会式をはじめ各種の会合を行い、また、世界各国の宗教者が現代社会に惹起する問題を解決するために協力して取り組んでいることを社会やマスコミにアピールするため、京都市内の神社仏閣で公開イベントを実施する。
外国人参加者約50名と日本人参加者約100名規模の国際会議を二日間(海外からの参加者は三泊)開催するために、見込まれる予算の2,000万円は日本の宗教界からの寄付で賄う。海外からの参加者は、各国から京都までの交通費は自己負担してもらい、京都での開催期間中の費用については、G20諸宗教フォーラム京都2019が負担する。会議は、日本語と英語で行われ、同時通訳が提供される。
この度のG20諸宗教フォーラム京都2019を円滑に運営するために、その実施主体である実行委員会の下に、組織委員会・運営委員会・事務局等必要な機関を設置する。